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よくある質問と回答集

イチジクは他の果樹にくらべ病気や虫は少ないのが特徴です。
ですが原産地に比べると日本は湿潤な気候なので枝が伸びやすく病害虫も発生しやすいので、
栽培の仕方を工夫して発生を少なくしましょう。

いちじく畑が教える、この病害虫に注意!

1. 枝や幹に食入する害虫「カミキリムシ」

イチジクを加害する主なカミキリムシは「キボシカミキリムシ」と「クワカミキリムシ」の2種

  • クワカミキリ被害
  • 不繊布
症状
枝・幹から虫糞または木くずがふき出す、緑枝の表皮が食害される。
発生生態
成虫のカミキリムシは5~7月頃に現れ、枝や幹の表面をかじりその中に1粒ずつ産卵します。ふ化した幼虫は黄白色のウジ虫で樹の中をトンネルをほるように食害し、食入孔から木くずや虫糞を排出します。年1回の発生で、樹の中で成長して翌春、新しい成虫となって飛び出します。
発生を防ぐポイント
成虫は見つけしだい捕殺します。1匹でも見つけたら、成虫の発生期でもあるので、その後半月は要注意です。樹幹に直径1-2cmの円形に樹皮を食害して産卵します。産卵部はよく目立つので見つけしだい、その部分を固いもので押し、中の卵を押しつぶします。樹幹の中に食入した幼虫の防除は難しいので、食入孔がわかれば、その中に薬剤を注入して入り口を粘土などでふたをすると、薬剤がガス状になって中の虫を殺すことができます。
薬剤
サンフラパーA、園芸用キンチョールEなどの先にノズルをつけて穴に吹き込みます。量販店で購入可能です。

2. 葉を食害する害虫「コガネムシ」

コガネムシ被害
症状
葉を食害して孔をあけ、太い葉脈を残して食べる。
発生生態
幼虫は乳白色から黄白色のやわらかい虫で、カブトムシの幼虫に似ています。幼虫は常に土壌中に住んでいて、根や腐食物を 食べて成長し、年1回発生します。土壌中で幼虫の状態で越冬し、春になると成虫となって飛び出します。
発生を防ぐポイント
体が大きく見つけやすいので捕殺します。翌日には新たな成虫が飛んでくるので1週間ほど連続して捕殺を続ける必要があります。薬剤を散布しても、新たな虫が飛んでくるのであまり効果がありません。「寒冷紗」などネットをかけると良いです。

3. 糸状菌による病気「さび病」

さび病
症状
葉の裏側に黄褐色の小斑点を多数生じ、ひどいと葉が枯れたり、落葉する。
発生生態
さび病は生きた植物にしか寄生できない活物寄生菌です。同一の植物の上に夏胞子をつくり、気温が低下するとそこに冬胞子をつくって、越冬し、翌年それが第一次伝染源となって病気を発生させると夏胞子をつくる、といった同一の植物にだけ寄生を繰り返します。
発生を防ぐポイント
発病した葉などは摘除して焼却します。降雨で発生が多くなりやすくなるので、密植をさけ、枝葉が過繁茂にならないよう管理が大切です。薬剤散布は1週間から10日おきに散布します。ひどくなってからの防除は困難なので、初期症状のうちに防除しなければいけません。濃度を濃くしても効き目はかわりません。むらのないように丁寧に散布しましょう。
薬剤
トリフミン、アンビルフロアブルなどとトップジンM水和剤を混合して散布しておくと、さび病以外の病気も防除されます。

4. 葉、新梢、枝から吸汁する害虫「イチジクモンサビダニ」

イチジクモンサビダニ
症状
葉に黄色の斑紋が現れ、奇形葉となり果実にも黄色の斑紋が現れる。
発生生態
一年中寄生している果樹の上で過ごし、葉が落葉する冬期は芽や樹皮のすき間で過ごし、春季、新葉が展開をはじめるとともに葉に移動して吸汁を始めます。成長が非常に早く、産卵量も多いので、あっという間に多発状態になり、1枚の葉に数百から数千匹の虫が寄生します。成虫も幼虫も0.2mm前後なので多発しても見つけることは難しいです。
【注意】鉢で管理している場合、特に寒冷地では冬期に室内にとりこむことがあります。冬期は特に乾燥するので ダニがとても発生しやすくなります!
発生を防ぐポイント
一部の葉に発生している段階では被害葉を切り取って、処分します。雑草を生やさず、風通しをよくします。ダニがみられるときは、水遣りの際に葉の両面に水をしっかりかけて流れ落としましょう。冬に冬越しするダニを落葉や雑草とともに焼却すると良いです。
薬剤
冬季に機械油乳剤を散布すると、越冬しているダニに殺虫効果が期待できます。

よくあるお問合せ

「樹に元気がないのはなんで?!」「実が大きくならない!」など栽培の上で起こりうるトラブル。
お客様からよくいただくご質問をまとめてみました。

葉が黄色くなる
葉全体が黄色い → 肥料不足
チッソ・リン酸・カリ分以外が不足しているのかもしれません。ぼかし肥料(玉肥)をあたえれば効果的です!すぐに効かせたいのであれば、小さめの玉のものを使うと良いです。
葉先・樹の先端から黄色く変色 → 根の障害
根腐れ、乾燥しすぎが考えられます。水遣りはきちんとできていますか。鉢植えの場合は、コンクリートなど熱をもつところに直接置くと、根が傷みます。ブロックの上におくなどの対策が必要です。
葉全体が濃い黄色 → 株枯れ病?
株枯れ病に感染している可能性があります。"葉面散布剤で1,000倍と記載されているものを1,500倍にして3日続けて散布してください。
樹は元気なのに果実がつかない
(1) 剪定はしていますか。剪定をしないと、樹は大きくなろうとするばかりで果実に栄養が届きません。
(2) 鉢で栽培している場合は、鉢の中で根詰まりをおこしている可能性があります。イチジクは生育がとても旺盛なのですぐに根がはります。定期的に根を整理してやり、大きな鉢に植え替えましょう。
枝や葉が貧弱
日常管理による問題かもしれません。日照不足、肥料の過不足、根腐れ等が考えられます。
もう一度、見直す必要があります。
葉がしおれている
水遣りが足りないのかもしれません。イチジクは水が大好きです。夏は朝・晩の2回、たっぷりやりましょう。